2012年05月29日

ふと思い出した

ある中学時代の友人のブログを見ていて思い出したのだが、
昔々、中学一年生の時、
郷土研究部という地味な部活に入部した友人に誘われて、
夏休みの見学会に参加した。


3年生の部長男子がステキというのが入部理由の友人。
入部したものの、
女子が一人で恥ずかしい、
心細い、
夏休みの見学会に一緒に行ってくれという。


小学校から一緒の友人の頼みとはいえ、
部員でなくていいのかしらと思いきや、
なんせ女子が友人一人。
意外にも歓迎され、
会費も払わずバスでの見学会に出発。

郷土研究部だから、
市内のいくつかを回ったと思うのだが、
ほとんど記憶がない。

それでも、
一か所だけ、
いや一つだけ、
鮮明に覚えているものがある。

長瀞という場所のとあるお寺。

江戸時代、
隠れキリシタンが持ち込んだ美しいマリア像。

陶器か木彫か忘れてしまったが、
70~80㎝か、
もっと大きかったのかなぁ。

白と青のコントラスト、
慈悲深く優しい表情、
みんな息を呑んだ。

広い座敷の床の間に設えられていて、
そこがお寺の一室であることのアンバランス。

そのあと、
名刀なんとか?なども見せていただき帰途へ。

あのマリア像、
きっとまだありますよね、あのお寺に。










Posted by 南国の雪女 at 01:25│Comments(0)
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