2009年07月29日

からかぁー!


早朝から激しい雨
ひどい雨でちょっと避難



今日は、
父のカテーテル検査に立ち合うため、
福岡市内の病院へ。

前回から6ヶ月後の検査だったが、
術後の経過は順調で、
特に異常なし。


大事をとって明後日退院。
ほっとした。



電車の中から
まだ雨雲が厚い



病院の中のレストランで母と昼食。

母は蕎麦が食べたいと海老天そばを注文。

ひとくち食べて、
「ヤダー、しょっぱい!」
「出たー!しょっぱい!」
そう言えば、
数日前、
母のお中元選びに付き合って三越へ。

海産物の干物の試食をしていた母が、
「アラァー、しょっぱい!」。

担当の人、
「しょっぱい?」。

私も久し振りに聞いたことば。


九州では、「しょっぱい」は言わない。

「からかぁー。」だ。

どちらも語源は『しおからい』なのだろうが、
九州では『からい』のほうが残った。


「うわぁー、からかぁー。」
「そげんからかね?」
「うわっ!こら、からかばい」

と使う。

では、
唐辛子のような『辛い』はなんと言うか。

これもやはり『辛か』だ。

音は同じだが、
微妙に使い分ける。

要するに、
味が濃いと『からかばい』となるようだ。

子供の頃、
北海道から山形に引っ越して、
方言が分からなくて困った。

近所の子供達が遊びに誘ってくれるのだが、
「あべさ!」がわからない。

「あべさってなにさ!」って感じだ。

「行こう!」か、と雰囲気で理解し、
子供だからどんどん吸収し慣れていくのだが、
ネイティブにはかなわない。

九州の方言は、
根本から東日本とは異なるので、
全く意味が分からず、
こちらに来た当時は、
恥かしい思いをすることがよくあった。

たとえば、
『そっちに来るけん』は、
『そっちに行く』だ。

こんなのは慣れないと理解できない。


今では、
家族との会話は自分では筑後弁のつもりなのだが、
地元の人たちに言わせれば、
どこか使い方がおかしいらしい。

やはりここでもネイティブにはかなわないと言うことだ。


こうなったら、
開き直って何もかもチャンポン弁だー。

「アァー、しょっからかー!」
こんでよかべー。  


Posted by 南国の雪女 at 22:25Comments(0)

2009年07月25日

月日の流れが変えていくもの


ネットで取り寄せたwAtOsAのパウダー
箱がとても素敵!




ちょっと高いがふんわりなめらか透き通るような上質な肌に、ですって
オォー!ほんとだ!スベスベだー!



今年度、

5年ぶりに地域の役員が回ってきた。

以前よりもずっと負担が軽くなったが、

どうしても避けられないのが外灯費の集金。


5人の役員でそれぞれ40~50軒ずつ集金をして回る。

私の担当地域もあと数軒を残すところとなったのだが、

各家を回ってみて5年前との大きな違いに驚いた。



今日伺ったお宅は、

玄関が開いているので声をかけてみると、

若い男女が中に。

「あれ!息子さん夫婦かしら?」と思ったら、

市の介護ヘルパーの方たちだった。

介護施設から自宅へ送ってきたとのこと。


中からこのお宅の女性の声が聞こえる。

「すみませんねぇ、出られなくて。」

代わりに介護ヘルパーの女性が外灯費を渡してくれた。

「○○さんによろしくお伝えください。」と言って○○さん宅を後にした。


ずいぶん前だが、

この○○さんとは子供会の役員もやった。

私より年上だがまだ50代半ばのはずだ。


一軒一軒回ってみると、

前回笑顔で応対してくれた方たちが、

亡くなっていたり、

寝たきりになっていたり、

介護器具を使っていたり。
(玄関に車椅子の昇降機が設置されていた)

高齢化率の高いこの町の中でも、
新興住宅地で住民が比較的若かったこの地区たが、
確実に高齢化は進んでいる。


いつか私も今のような生活ができなくなるだろ。

いや、『いつか』ではなく、

明日かもしれない。


日々を大切に生きなければと改めて思う。



今夜からまた大雨になるという予報だ。




  


Posted by 南国の雪女 at 22:22Comments(0)

2009年07月25日

雷鳴で起きた!

ひっきりなしの雷鳴と、
窓を激しく打つ雨音で起きてしまった。

朝刊やテレビのニュースが、
あちらこちらでの被害を伝えている。

これ以上、
被害が大きくならなければ良いが…。  


Posted by 南国の雪女 at 05:52Comments(0)

2009年07月24日

すごい雨…になりそうだ


最後の課題作品(菓子鉢)
夏らしい色のガラスを選んだ
次から自由作品



「そっちは大丈夫?」と電話やメールが。


私の町はまだ大したことはない。

だが、
テレビのニュースによると、
福岡県北部のあちらこちらに避難勧告が出ているようだ。

山口県の災害の後もあって、
いつもより対応がかなり早い。


福岡県の『防災メール・まもるくん』のメーリングリストに入っているので、
頻繁に情報が届く。

こんな感じだ。



24日 20:35に福岡県に竜巻注意情報が発表されました。
詳細情報は
http://www.bousaimobile.pref.fukuoka.lg.jp/rireki/saigai/tatumaki.html
をご覧下さい。

(*)竜巻注意情報の有効時間は、発表から1時間です。1時間経つと再度発表され同様のメールが届くことがありますので、御了承下さい。



福岡県で注意報警報の情報が入りました。
詳細は
http://www.bousaimobile.pref.fukuoka.lg.jp/rireki/saigai/5-8053.html
をご覧下さい。

筑後北部:
 大雨警報他(発令)
 大雨注意報他(解除)
筑後南部:
 大雨警報他(発令)
 大雨注意報他(解除)



こんなふうにいつも知らせてくれる。


我が家の近くは、
山も海も河も無いので、
大きな危険はないが、
有明海の満潮時と重なると要注意だ。


明日と明後日は夏祭り『大蛇山』。

今年は、
雨の中で火を吹くことになりそうだ。  


Posted by 南国の雪女 at 23:21Comments(0)

2009年07月23日

完食?


久留米の大砲ラーメン

先日、
久しぶりに次男と久留米へ。

特に久留米でなくてはならないということはなかったが、
梅雨の晴れ間で気持ちがよかったのでドライブを兼ねた。

次男の目的は、
もちろん母親とのひと時ではない。

「何か買ってもらおう!」の企み見え見え。

それでも、
私はなんだか嬉しい。

買ってやるよ、なんでもお言い!

ついつい末っ子には甘くなる。

『久留米ゆめタウン』で次男のバックを買い(高かったface07)、
夕飯の材料を買って、
さて、
お昼何食べよう!


次男が、
「大砲ラーメン!」。

『久留米ゆめタウン』の駐車場隣にある『久留米大砲ラーメン』。

アー、
とんこつ苦手だけどなぁ。

おまけに店の前には長い行列。
福岡の天神店もいつも並んでいるもんなぁ。

並ぶのいやだなぁ。

「並ぶのを嫌がっていたら、
一生旨いラーメンは食べられないよ。」と次男。

それでも、
20分くらいで席に案内された。

次男、大盛り。
替え玉まで頼んでいる。

私、
もちろん普通盛り。
替え玉なんてもってのほか。

全部食べるのも無理!無理!


ところが、
なんと完食
あれ!意外においしい。

あっさりしている。


「だろー。」
次男誇らしげに替え玉をどんぶりに流し込む。

私も替え玉すれば良かった。

次男が言うには、
『田舎風』というメニューが油ギトギトの久留米ラーメン風らしい。

久留米ラーメンは、
北上して博多ラーメン、
南下して熊本ラーメンのルーツとなっている。


ところで、
今朝、JAF会員向けの『JAFメイト』が郵送されてきた。

ドライブの特集記事や、
車のメンテナンスの知識などが面白く愛読している。

今回は『山形県』の特集。
やっぱり夏は東北でしょ!ってことかな。


最上川が表紙



村山の『あらきそば』が出てる!



やっぱり『おくりびと』ですか



直江兼続 効果はすごいね


懐かしい場所がいっぱい。

ところで、
あの『あらきそば』健在なんですねぇ。

古民家でいただくあの板蕎麦。

昔々、
家族で行った。

山形は蕎麦が本当においしかった。

残念ながら、
山形=蕎麦、という認識は九州の人たちにはほとんどない。

あの蕎麦街道などほとんどの人は知らない。


こちらの蕎麦は、
冷麦をちょっと黒くしたような柔らかい食感の麺だ。

山形の蕎麦で育った私には、
なんとも物足りない。


あの蕎麦粉が多くて太い板蕎麦、
福岡で出したらきっと大繁盛だ!

誰か、
出店しないかしら?

あー、山形の蕎麦食べたくなった。

  


Posted by 南国の雪女 at 13:15Comments(0)

2009年07月22日

部分日食だけれど…



午前11時に約束の予定があり、
福岡市中央区天神をひとり歩いていた。

なんだか急に辺りが暗くなって、
周りの人たちが空を見上げている。

日差しが消えたせいか少しだけ涼しくなった。


あっ、そうか!

今日だったなぁ。

みんな携帯で写真を撮っている。

えっ!撮れるの?

約束の時間が気になったが私もやってみた。

少し雲がかかっているせいか肉眼で十分に確認できた。


ダイヤモンドリングは無理だけど、
三日月のような細ーい太陽が見えた。

科学的には少しも不思議なことではないのだが、
やはり実際見るとすごい!感動!

さて、
まだ日食は続いているけれどもう行かなくちゃ。

エェー、何これ!





すごい!
みんな立ち止まって見入っている。
周りのビルもみんな窓から顔を出している。

これも、不思議な光景だ。




  


Posted by 南国の雪女 at 16:14Comments(0)

2009年07月09日

帰りの電車の中で思うこと(博多祇園山笠、飾り山笠3)


ソラリアにて飾り山笠(正面)

(見送り)
今回は題目を調べる暇がない
あとでゆっくり確認する




博多祇園山笠で賑やかな博多の町を後に、
電車で帰宅途中。

こんな時間に高校生の姿が多い。

期末試験期間中かな。


目の前の学生の胸の校章を見ていて、
ふと思い出したことがある。

中学、高校が一緒だった友人Mさん。

お互いに大学が東京だったので、
渋谷や新宿でよく会った。
Mさんの私立の女子大、
その頃でも珍しく制服があった。

お嬢様系の伝統を重んじる女子大学。

学内では、
お互いに「ごきげんよう。」と挨拶を交わす。

「えぇー、宝塚歌劇団じゃあるまいし!」と私。

でも、本当だ。


もっと驚いたのがその校章。

どんなデザインだったか、図案だったかは忘れたが、
その裏が鏡になっていて、
そこに『恥を知れ』と刻まれていた。

上品なお嬢様学校の校章の裏に『恥を知れ』。

そして、
そこには自分の顔が映る。

衝撃だった。


あの頃、
漠然として腑に落ちない思いがあったが、
今なら判るような気がする。


身勝手で理不尽な昨今の事件や犯罪。
義務を果たすことなく、
権利ばかりを声高に主張する人たち。

今こそ、
あの校章が必要なのかもしれない。



あらー!
電車の中吊りのポスター、
14日から太宰府の九州国立博物館で『阿修羅展』。

興福寺で見たことあるけど、
絶対行くー!
  


Posted by 南国の雪女 at 16:53Comments(0)

2009年07月09日

電車の中で思うこと(博多祇園山笠、飾り山笠2)


新天町のアーケード内に飾られた飾り山笠(正面)



(見送り)



子供山笠




電車で福岡市内に向かっている。

今日は打ち合わせと素材探し。

少し前から、
熱帯夜が始まって、
朝起きても疲れが残り、
体調が悪い。


10月始め頃までこんな感じが続く。

若いときはなんとか耐えられたが、
年齢と共にかなり辛くなってきた。

老後は体に合ったところで過ごしたいなぁ、って、
私が思うんだから、
高齢になってこちらに移った両親に辛い思いをさせているんだろうなぁ。


父は、
あの雪片付けや、
雪による不便な生活から解放されて楽になった、と言うが、
本当のところはどうだろう。


母は、
まだまだ山形に未練タラタラ。


慣れた場所で、
雪の心配無しの暮らしをさせてあげられたらと思うのだが…。

さて、
福岡市内は、
博多祇園山笠一色で賑やかだろうな。

我が町も夏祭りを今月末に控え、
町のあちらこちらでお囃子を練習する子供達を目にするようになった。


我が子供たちはみんな家にいないし、
毎年、
夫は祭りに駆り出されているので、
しばらく祭りに行っていなかったが、
今年は浴衣でも着て行ってみるか、
カメラもって。
  


Posted by 南国の雪女 at 10:26Comments(0)

2009年07月06日

いよいよ博多祇園山笠が…

4日の土曜日、
友人の若きデザイナーたちが、
『古もの市』を開催するというので行ってきた。

場所は、
博多祇園山笠でにぎわう中州川端商店街。

商店街には飾り山笠が…。
観光客もいっぱい。



中州川端商店街の中の飾り山笠(正面)
テーマは『天地人』




直江兼続の人形
結構イケメンだが…



見送りは『ドラえもん』
子供が喜ぶ



昨年の山笠の時期は父の入退院で大変だったなぁ。

さて、
今年はいくつ回れるだろうか。

あーそうだ!
『古もの市』だった。

場所は中州川端商店街裏のリノベーションマンション。




壁やドアには白いペンキが…
素人の塗り具合が独特の雰囲気を出している



若いクリエーターやデザイナーたちが、
築30年以上の古いアパートやマンションをリノベーションし、
アトリエやカフェ、
イベント会場などに活用している。


常識とか世間体、
あるべき姿などを逸脱したその若い発想が私たちにはうらやましい。


2Kのこじんまりした間取りが懐かしく心地よい

階段ですれ違えないほどのたくさんの人、人、ひと。

今、
こういうワンデイショップやマルシェ、
バザーなど、
どこに行っても大賑わい。

みんな何を求め、
何を期待してくるのだろう?

わかるような、わからないような。


一緒に行った友人と『イニ・ミニ・マニモ』にてランチ。
高級店が多いせいか、
思ったより混んでいない。



マカロンの形の椅子がかわいかったので思わずパチリ!

次は大名の友人のアトリエへ。
ここはもうひとつの『古もの市』の会場。

このビルもリノベーション物件。
(ここのビルもエレベーターがない!中年にはちょっとつらい)


世界を旅する女性バックパッカーが、
世界中で集めた珍しい小物を出品するから、と誘われている。

さて、さて、
何があるかな?
  
タグ :博多山笠


Posted by 南国の雪女 at 10:57Comments(0)