2024年03月06日

父を思う

父を思う
父を思う

亡くなった父が、
中学入学のお祝いに買ってくれた万年筆。
学年が上がるとまた一本。
自衛官だった父は、
駐屯地内のPXに私を連れて行き選ばせてくれた。

だから、
これらの万年筆とは、
◎十年の付き合いとなる。
妹が病弱であったこともあり、
私への期待が大きくて。
でも、
その期待に応えられなくて、
この万年筆を使う度に申し訳なく思う。
その分、
娘や息子たちが、
期待以上に父を喜ばせてくれて感謝している。
長男の結婚式、見せたかったなぁ。
可愛い次世代たちも見せたかったなぁ。
使い続けないとすぐ不具合になる万年筆。
手入れしながら父を懐かしむ。
厳しい父だったけれど、
今、すごく会いたい、と思う。



Posted by 南国の雪女 at 15:57│Comments(0)
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